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猛暑日の定義をご存じですか?

                           

2022.07.08コラム

こんにちは。
株式会社Shakeheartのブログ担当でございます。

 

最近暑い日が増えてまいりました!
ところで皆様、猛暑日や真夏日の定義をご存じですか?

 

気象庁が定めている定義として、最高気温が35度以上の日を猛暑日、30度以上の日を真夏日と定義されています。

今年は平年より温度が高く、7月後半~8月後半で太平洋高気圧とチベット高気圧の張り出しが重なるタイミングで猛暑となり、暑い時期が平年より早まるといわれています。また、西日本と東日本では残暑が厳しくなるともいわれています。

記事を書いている私は理科の知識に乏しかったので、正直気圧の文章が書かれた当たりで「へー、暑いのか」の感想以外出ていませんでした。

しかし、この気温というものはどの業界においてもとても重要だということをこのあとの内容でとても勉強になりましたので、皆様にお伝えさせていただければと思います。

 

熱中症死傷災害発生状況

厚生労働省が取りまとめた「令和2年度の職場における熱中症による死傷災害の発生状況」の中で、運送業は11%です。
また、年齢別の熱中症による死亡者は15~44歳で1.8%、45~64歳では11.8%です。
この段階では、パーセンテージで見てもわからない。。。とおもいました。。。
日本人人口を1億2000万人とした場合、1.8%は216万人、11.8%は1,416万人です。
弊社がある、千葉県市川市は人口が49.23万人、千葉県の総人口数が627.43万人、県人口の約2倍の数の人口ということです。

この気温が運送業において何に関係するかといいますと、倉庫車両人体ストレスにおいて関係してまいります。

気温と運送業の関係

①倉庫

運送業で熱中症が多い理由の一つに、倉庫内の高温多湿があります。
空調がない倉庫の場合は、屋内の気温が40度を超えてくることもあり、人体へのストレスが高まり熱中症へのリスクとなります。
熱中症が人によってなりやすい・なりにくいというのは、耐性ということもありますが、慣れている方と慣れていない方では2度も体感温度が変わってくることに起因しているともいわれています。
そのため、倉庫での集荷作業でも体力を知れずに消耗していることになるということです。

②車両内

もう一つの理由は、車内温度です。
真夏の炎天下で社内温度変化がどのようになるかといいますと、外気温35度の場合、窓を閉め切りエンジンを停止しますと、30分で温度が10度~20度も上がります。
多くのドライバーさんはエンジンを切らずに停車したり、日陰をさがして停車するなどといろいろな工夫をして暑さ対策をされていますが、こればお客様から大事な荷物を預かっているなかで、防犯上のリスクがあります。そのため、キーチェンを使用し、車両から離れる際には施錠してからでないと離れられず、車両の暑さ対策が難しいという実情があります。
弊社では、暑さ対策グッズを紹介したり、配布して対応をさせていただいており、下部にてご紹介させていただきます。

③人体ストレス

それでは、人体ストレスとはどういうことでしょう。
私は最初見たとき、「暑いからストレスになるのはあたりまえでは?」と思っておりました。
それもそうなのですが、少し解釈がちがいましたので、説明いたします。

気温が高くなるなかで、体だけではなく、脳が熱をもちます。
脳!?となりましたが、この脳のオーバーヒートが疲労やのぼせの原因となります。
体のなかでも、脳は最も発熱のしやすい部分です。自律神経の働きにおいて、筋肉や臓器の司令塔となる脳は24時間365日休みがありません。


熱中症になった際に、よく太い血管を冷やすということがありますが、これは脳に向かう血を冷やして発熱を抑える働きがあります。
体温調整には自律神経が利用されていますが、この脳をオーバーヒートさせてしまうと、自律神経が体温を調節できなくなってしまうということがあります。
そのため、パフォーマンスが低下し、集中力がさがりなんだか調子わるいな~ということが起こり始めてしまいます。

脳にとっての最適温度といわれているのは22~24度といわれます。少し涼しいくらいが理想ということでした。


よく言われる室温は「28度にしましょう」というのは、実は脳にとっては負担がある温度だそうです。
そのため、頭をひやしたり、冷たいものを食べたり飲んだりして脳や体を冷やすことが推奨されています。

水分をとってくださいと言われのは、水分をとることにより、血液の流れを促進するということです。
トイレにいく頻度を上げ、立ち上がる機会を増やすのも脳機能を維持するために必要ということですね。

 

☆暑さ対策☆

株式会社Shakeheartでは、ドライバーさんへの暑さ対策の実例として、過去にOS-1ヒンヤリタオルの支給といったことを行わせていただいておりました。
有用な暑さ対策がございましたら、是非教えてくださいませ!

 

一言に熱中症対策といわれましても、上記のようなことを知らなくては、知らず知らずのうちに熱中症になってしまった、なぜか元気が出ない、というような状況になってしまうということですので大事なポイントになります。

我々株式会社Shakeheartでは、夏日が続きそうなころから、現場管理者へ呼びかけをし、ドライバーさんへ注意喚起を行っております。
お客様からお預かりしている荷物もそうですが、一緒に働いてくださるドライバーさんも私たちにとってはなくてはならない存在です。

最後に…

 

四季がある日本においても、暑い夏は短くやっときた待ち遠しい時期です。
暑い時期に汗を流して働くこともまた、楽しいことのひとつですが、いざ夏になると気を付けることも大事ですね。

今すでに働かれている方も、まだまだやりたいことを探されている方も、暑い日に限らずご自愛くださいませ。

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